こんにちは。前回の「ハーブ編」では、エゴマ・青しそ・バジルたちの育成の様子をご紹介しました。
今回の後編では、水替え後の様子を受けて──ミニトマトとパプリカを中心に、野菜チームの記録をまとめてみました。
ミニトマト(ミニヒメ)の本葉展開や、パプリカの容器移動の記録など、変化の多いタイミングでもあります。よければご一緒に見ていってください。
ミニトマト(ミニヒメ)|本葉の展開が順調で期待大
6月下旬に播種したミニトマト「ミニヒメ」は、現在2株を育成中です。
#28で紹介した際には、本葉が1,2枚出てきたところの物でしたが、今回ミニトマト①に新たに本葉が増えているのを確認しました。
発芽後はゆっくりとしたペースながらも着実に育ち、本葉が順調に展開してきています。
双葉の時点から比較的しっかりした葉を見せていましたが、ここにきて本葉がさらに大きくなり、ギザギザとした縁の特徴もよりはっきりしてきました。
育成メモ
| 管理番号 | 草丈(cm) | 葉の数(本葉) | メモ |
|---|---|---|---|
| ミニヒメ① | 約8.0 | 3枚 | 本葉がしっかりと展開中 |
| ミニヒメ② | 約7.0 | 2枚 | ややスローペースながら健やか |
育成場所は、他の苗たちと同じく東側の窓辺に設置したDIYラックの上です。
以前、苗として購入してきたミニトマトを出窓の窓辺(上階のベランダに陽を遮られている)で育てていた際は、ほとんど成長が見られなかったため、この「東窓パワー」とでも言うべき環境の違いには正直驚いています。陽射しの届き方や日照時間の違いが、植物にとってこれほど影響するのだと改めて実感しました。
液肥濃度の管理
液体肥料については、発芽初期は控えめな濃度としておよそ2000倍希釈でスタートしましたが、現在は1000倍希釈に変更しています。
まだ根の量が多くない時期なので、今後は液肥の濃度と成長速度のバランスを見ながら、調整をしていきたいと考えています。
育成状況まとめと今後の方針

手間のかからない品種のミニトマトとのことですが、今後は本葉の数や茎の太さを記録しながら、どのタイミングで支柱を立てるべきか、摘芯するかなどの判断材料としていく予定です。このミニトマトは早い段階で動いていきたい!!
ミニヒメ①は根がスポンジ培地を突き破って液肥に浸かっているので、今後も成長していくと思います。それに対して、ミニヒメ②はまだ根が突き破っているわけではないので、早く根を伸ばしてほしいと願っています。
水耕栽培のミニトマト育成は、まだまだ試行錯誤の連続ですが、葉の一枚一枚がしっかりと育っていく様子を見ると、このまま元気に育ち、花芽が見られる日が来るのが今から楽しみです。
パプリカ|赤と黄の違い、共用容器からの分離
パプリカは、今回の水替えの際に、赤②を新たに個別容器に移動させました。その後、共用容器に残っていたパプリカは撤収となり、共用容器での管理は一時的に終了となりました。

育成メモ
現在は3苗を管理中です(他の苗は撤去済)。今回の水替え時に「赤②」を個別容器に移動しました。
| 管理番号 | 草丈(cm) | 葉の数(本葉) | メモ |
|---|---|---|---|
| 赤① | 約8.5 | 3枚 | 共用容器にて順調 |
| 赤② | 約7.0 | 2枚 | 個別容器へ移動済 |
| 黄① | 約8.0 | 3枚 | 葉がやや丸く、筋がはっきりしている |
葉の筋がしっかりと入ってきて、徐々にたくましさを感じる見た目に。観察していて、「ああ、ちゃんと栄養を運んでいるんだなあ」としみじみ感じることが増えました。
以前は北側の窓辺で管理していたこともあり、なかなか成長が見られなかったのですが、東側に置いてからは明らかに生長速度が上がってきました。やっぱり日当たりって大事ですね…!
今後は根の張り具合や葉の数、分岐の始まりなどにも注目して、しっかり記録を続けていきたいと思います。
パプリカの移動と撤去について
今回は、共用容器で育てていた赤の1苗(パプリカ赤2)を個別容器へ引っ越し。他の苗については、葉の状態が悪化してきたことや、成長に差が出ていたことから、思いきって撤去する判断をした。
撤去理由の一つは、以前の風の強い日、カーテンに葉が触れていた箇所から傷んでしまい、それが原因で一部の葉が最近落ちていたため。その影響で、共用容器内でも成長に明らかな差が出ていました。
移動するかどうかを決めたのは、共用容器での生育中、藻が発生しやすい形状だったため、そろそろ変えたい思っていたことろで実施しました。
水耕栽培の今後について
ゆっくりながら、水耕栽培を続けています。
現在、
- スイートバジル(TEGIRLシリーズ)を土栽培と水耕栽培の両方でスタート
⇒発芽を確認。後日、子葉として双葉が展開したタイミングで、ブログに登場予定
⇒バジルは育て続けると木になる? という話を知り、本当に木のようになるのか、試してみたい。 - ハーブ3兄弟(青しそ・エゴマ・バジル)の摘心を予定
⇒同じくらいの成長の苗同士で、摘心の有無で収穫量が変わるかの観察予定 - 細ねぎ(TEGIRL 極)の栽培予定
パッケージの通りの生育として土栽培のみにするか?水耕栽培もしてみるか?
などを考えています。
ハーブの摘心した葉は、食すか育てるかについてはまだ考え中です。食に回すときは、料理写真も掲載したいですね。
さいごに
記事が長くなってしまったので、前編と後編に分けての記録紹介となりました。週一の水替えと、それぞれの植物たちの育成進捗をまとめました。
全体として、苗たちは日光をしっかり浴びて、ぐんぐんと育ってくれています。
特に青しそとエゴマの葉のサイズ感には驚きつつ、バジルの香りにも癒やされる日々です。
このまま順調に育ってくれるよう、引き続き管理を続けていきます。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!